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うなぎのダンス [ いしいしんじ ]のレビューは!?

年齢不詳さん
いしいしんじさんと各界のある意味著名な方々との対談集。いしいさんはユニークに尖った感性をおもちの関西の方なので、本文もどこまで本気にしていいのやら…というようなところもある楽しい本です。対談自体はだいぶ以前のものですが今読んでも十分肩の力を抜くことができます。

20代 女性さん
いしいしんじの対談だなんて! 対談相手も老若男女、機械、いろいろ取り揃えて、とっても面白いです。 あの人は今?!的な人も出てきます。

50代 女性さん
1998年単行本出版。 中島らも氏、町田康氏らとの対談に興味を持って購入。 作者のリクルート時代の人脈での対談集(まともな)と思ったら、 トランプマン氏との無言の対談。 すでに亡くなったあとの勝新太郎氏との(架空)対談。 凸版印刷の巨大印刷製本機さんとの擬音による対談。 などなど、 これは立派な創作です。 普通の?対談でも、砂田ガロン氏(作家)とか友吉鶴心氏(琵琶奏者)とか、 私の知らない方々がいっぱいの出会い本。 作者のあとがきいわく 「たまたま隣り合った者同士の、生のままのぎこちない世間話。 うなぎが踊り、なんとなく会話が続く。 (略)逃げ去るうなぎをつかまえようと、言葉を書き連ねていくのだが、 毎度毎度、徒労に終わる。きっと死ぬまでうなぎのダンス。 わかっているから、気は楽だ」 文庫版のあとがきは筒井ばりの 「空間あウニャリろ曲ある。小波みらいなランスを踊るのら」をお楽しみ。 異世界人との出会い、楽しかった。 ちょっと生きる力がもらえた。